文学賞受賞者、漢江(ハン・ガン)作家の記者懇談会
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「ここ数日、おそらく多くの韓国の方々がそうだったと思いますが、(私も)衝撃をたくさん受けましたし、状況が急速に変化していたので、ずっとニュースを見ながら過ごしていました。 その夜、皆さんと同じく私も衝撃を受けました。」
6日午後1時(現地時間、韓国時間午後9時)、スウェーデンのストックホルム、ノーベ博物館で開かれたノーベル文学賞受賞者、漢江(ハン・ガン)作家の記者懇談会が開かれました。
(1) 戒厳状況に対する反応
ハン・ガン作家は1979年末、戒厳状況について勉強しながら『少年が来る』を書いた経験を言及し、現在の戒厳状況で軍人の勇気と真心を感じたと話しました。 特に、若い警察と軍人の内的衝突と消極的な態度から真剣さを感じたと明らかにしました。
(2)『菜食主義者』論難
『菜食主義者』がスペインで高校生たちから文学賞を受けたという事例を挙げ、韓国での誤解と有害図書論難に対して遺憾の意を表しました。ハン作家は本と図書館の重要性を強調し、司書たちの権限を守る方向に社会が進んでほしいと話しました。
(3) 文学の意味
「文学とは、絶え間なく他人の内面に入り、またその過程で自分の内面に深く入る行為」と言い、「そのような行為を繰り返しながら内なる力が生じる」と述べました。
(4) 言論と表現の自由
「言語の特性は、何か強圧的に押して道を止めようとしても、それがうまくいかないという、そのような属性が言語にある」、「如何なることがあるにせよ、引き続き語られる、とある真実が存在するし、そのような言語の力は変わらないと思います」と強調しました。
(5) 日常と湯飲みの意味
ハン作家は寄贈した湯飲みは彼女の日常とつながっており、毎朝小説を書く前に飲んでいたお茶から始まったものだとして、日常の重要性を強調しました。
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